<SPウェア事業部>
スポーツウェア製造と
マーキングを一体化した
幅広い業務
SPウェア(スポーツウェア)事業部は、スポーツウェアの企画・製造・販売と、ユニフォームなどへのマーキングという2つの事業を統合的に展開しています。
スポーツウェア製造では、営業、企画からデザイン、パターン作成、生地の選定、プリント、裁断、縫製まで、小規模企業では稀な一貫生産体制を築いていて仕事にも幅広さがあります。また、昇華プリントを中心にしたマーキングはユニフォーム製造と一体のものですから、仕事の流れからもウェア製造分野とマーキング分野は分かれてはおらず、それぞれの業務が1つの流れの中で行われています。
仕事の流れ
01:セールス・フロント
全国各地の学校、スポーツクラブ、スポーツ用品店、スポーツ用品卸問屋に対して、ボルトン製品(BOL-TONE及びMUNTERブランド)の紹介、企画提案、販売契約を行うとともに市場の情報収集を行います。
02:商品企画
営業の収集した情報や、お客様の声をもとに、スポーツウェア、ユニフォームの企画・開発、生地メーカーとのオリジナル生地共同開発、商品カタログの制作、販売キャンペーンの企画などを行います。
03:パターン(型紙)作成
パターンCADを使って、フルオーダーの特注ユニフォームなどスポーツウェアのパターンメイキング (型紙作成)、パターングレーティング(サイズ別型紙作成)を行います。新商品企画でのパターンメイキングも行います。
04:プリント・マーキング
04:プリント・マーキング膨大な種類の型紙テンプレートを利用しながら、フロントからの注文に応じたマーキングや昇華プリントユニフォームのデザインをデータにて作成。このデータから、大きな生地にデザインされた型紙の形状を効率よく配置(面付け)して、大型の高速インクジェットプリンターと昇華インクで、熱転写用紙に印刷します。その後、ポリエステル生地に、熱転写用紙を重ね合わせ、熱と圧力をかけて、生地に昇華インクを転写します。
05:裁断
ユニフォームのデザインが熱転写された生地を一枚裁ち自動裁断機にかけ、360度回転するカッターで各パーツの型紙どおりに高速裁断していきます。裁断した各パーツは1着ごとにまとめて縫製工程へ回します。量産品の場合は、自動延反機でしわなく伸ばされた原反生地を量産用自動裁断機により裁断します。
06:縫製
縫製内容によって各種の工業ミシンを使い分け、各パーツを縫い合わせて1着のユニフォームに仕上げます。高品質なウェアづくりには、高い技術力を持つ縫製の職人技が求められます。
07:ラバー処理・仕上げ
マーキングにラバーシートを使う場合は、専用の熱プレス機にて転写します。その後、一枚一枚丁寧にアイロン仕上げを行ないます。
08:梱包・出荷
出来上がった製品は検品され、注文内容と照合した後、梱包。全国のスポーツ用品店、卸問屋、卸先のメーカーなどへ発送されます。
09:生産管理
原材料となる原反付属類の在庫管理や発注業務を行います。裁断(業務)スケジュールの計画指示や調整をしたり、提携先との連絡などを担当します。その他、製品の品質管理や生産数の指示なども担います。